カフェの横に自転車を展示したいという依頼で作った作品。フレームはシュイーンというアメリカのもので、1950年代のヴィンテージフレーム。日本のヴィンテージの泥除けをつかっています。本来は後ろにつける泥除けを前に、前に付ける泥除けを後ろに付けています。それによって、古いノスタルジックな雰囲気をだしつつ、「50年代や60年代の未来感」を出してみました。ハンドルは日東という日本のメーカーの1970年代のデッドストックのドロップハンドル。サドルはオランダのレッパーというヴィンテージサドルを使用しています。ヴィンテージ・ビーチクルーザーにドロップハンドルを付けることによって、アメリカの古いテイストと日本の古いテイストを上手く織り込んだ作品です。