ブリジストン社のテクニカルアドバイザーとして高い技術を持つ 父が、自転車制作・修理・販売業を営んでおり、物心ついた時から父の仕事を手伝って自転車制作と修理の技術を学ぶ。
サレジオ高専でプロダクトデザインを学び、大手家電メーカーのシャープ株式会社の総合デザイン本部に就職。プロダクトデザイナーとして、カセットデッキ、多機能電話機、TV・オーディオなどの先進的なプロダクトデザイナーとして活躍。
1989年、シャープ株式会社を退職し父の自転車制作・修理・販売業であるCycle Boyを受け継ぎ、1990年に代表になる。父の死を機に、日本で唯一の“街乗り自転車専門のオーダーメイドショップ”として再出発する。
フルカスタムのオーダーメード自転車が高い評価を受け、サイクル・アーティスト谷信雪としてアパレルメーカーと提携。自転車のデザイン、製造、供給をする。また、プロダクトデザインも得意だった谷はABAHOUSEのアクセサリーデザインと制作もしている。
2014年には映画「魔女の宅急便」の実写版で使用された自転車をデザイン、制作を担当。制作した自転車の美しさが認められ、OKEBA、茅ヶ崎市民ギャラリー、茅ヶ崎美術館などで個展も行っている。2015年、Roomsにてアワード受賞。